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第309回(07月号) BackNumberは こちら |
権勢を誇っていた新役員も、社長という権力の前では全く無力であった。彼は人の良い社長ゆえに、社長という地位の権力の大きさを舐めておったようじゃ。言わば島流しにあってその力の大きさを実感したのじゃろう。彼の腰ぎんちゃくになっておった者たちは散々バラバラになっていった。そのためますます彼の会社での居場所がなくなったのじゃ。プライドの高い彼はその屈辱に耐えられなかったのじゃろう、企業に辞職願を詠出した。もちろん、社長はそれを止めることなくサラリと受け取ったのじゃ。おそらく新役員にとってはそれも耐えられないことじゃったとワシは思って居る。こうして彼の野望ははかなく消えたのじゃ。 |