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「セカンドオピニオンの必要性」     バックナンバー

 今から14,5年前、飼っていたシーズー犬の「シンちゃん」が亡くなってから、彼を思い出しては妻は泣いていた。獣医からは「命に代わるものは命しかない」と聞いた。

 そういうときに出会ったのが、「相棒―ポコタン(シーズー犬)」である。「シンちゃん」が亡くなって、まだ1週間も経っていなかった。その日外食のため郊外に向かった。目的のお店の開店時間までに少し時間があったので、暇つぶしにペットショップに入った。

 そのとき出会ったのが「ポコタン」である。彼はペットショップに持ち込まれたばかりのヨチヨチ歩きの子犬だった。私を見かけると、彼は入れられたケースの中で、立ち上がってケースのガラスを引っ掻くしぐさを見せた。それはまるで、私に「買って」とせがんでいるようだった。

 亡くなった「シンちゃん」は生まれつき心臓が悪く、獣医には「1年持たない」と宣言されていた。心臓音を聞くと、私のような素人にも、ザーザーという音が聞こえた。短命を覚悟していたが、わが家の環境が向いていたのだろう、10年も生きてくれた。

 「シンちゃん」の経験から心臓が悪いのが心配で、ペットショップで彼を抱っこして、心臓音を聞かせてもらった。しかし、私が抱っこをするとぶるぶる震えていた。後で分かったことだけど、彼は異常な怖がりだった。

 ペットショップから買って帰ったその日、私は仕事のため彼を家に置いておいた。妻が仕事から帰って、彼を抱っこしようとしたが、彼は部屋の隅に置いていた低いテーブルの下に隠れてしまった。手を伸ばして捕まえようとすると、ウーっと唸り声を上げたという。私が帰宅するまでの数時間、妻はホーム炬燵の横で、手をこまねいていた。

 その彼が私を見て、ペットショップのケージの中から私を手招きしたのは、余程の相性が良かったのだろうとしか思えない。実際、妻に唸り声を上げた彼が、私が帰って手を伸ばすと、すぐに近づいてきた。買って帰る途中の私の手のニオイを覚えていたのだろうか?

 それからの彼は、私のかけがえのない相棒になった。昼にはずっと私の傍にいる。夜にも必ず私の枕元で、私の顔が見える方を向いて寝る。寝返りを打つと、彼は私の顔の見える方に移動する。

 その彼が2015年7月に顎の癌が見つかった。かかりつけの医者は口から何回か出血しても癌に気付かなかった。セカンドオピニオンでやっと判明したのである。そのとき獣医からは「余命5か月」を宣告された。

 3週間の抗癌治療をしたが、副作用で食欲が減退し、死ぬ寸前の様相だった。そのため癌と上手く付き合うように方向転換をした。抗癌治療を止め、「リンパクト」と「ビタミンC」を与えることにした。リンパクトは厚生省の認可を得てないので、薬とは認定されてない。しかし、効果があるのは事実だろう。

 2年9か月経った今、癌は徐々に進行して、下の歯はむき出し状態になっている。それだけでなく、同じ獣医で目の手術を2回も失敗し、片目も失ってしまった。あの可愛かった子犬が、今や無残な形相に変わった。

 1人の医者を信じることは悪くない。しかし、セカンドオピニオンの意見を早く聞いておけば、せめて片目だけは失わずにすんだろうに…。人も動物も同じではないだろうか?セカンドオピニオンの意見を聞くことは必要であると思っている。私がもう少し早く決断しておけば、と今でも悔いが残っている。



2018年04月