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「ミシュラン広島・松山2018年版?出版」 バックナンバー

 「松山にミシュランの調査員が入った」との噂は、かなり以前から聞いていた。しかし、私は半信半疑であった。なぜなら、愛媛県だけでミシュラン本の採算が取れるほど売れるとは思わないから…。やはり、ユネスコに登録されるようなメジャーな観光資源がないと厳しいと考えていた。

 もちろん、道後温泉はミシュランでも観光地として評価が高いことは知っている。しかし、実際問題として、国内外からの観光客数を考慮すると、ミシュラン本の販売数に大きな期待は持てないだろう。ただ、四国としての発売ならば可能性があるとは思っていた。

 ところが、
松山郊外のあるフランス料理店で、「ミシュランの調査員らしき人が来た」という話を聞いた。その客は他のお客と比べて、何となく雰囲気が違っていたらしい。さらに他業種のお店の店主からも、調査員が来たという話を聞いた。ここでは具体的な内容を言えないが、かなり信憑性のある話だった。

 具体的な本の名前は分からないが、また
別の料理人はより詳しい情報を入手しており、彼によれば広島・松山エリア対象であるとのことだった。これは前者よりもさらに信憑性の高い話ではあった。

 ところで、実際に発売されるとなると、また、
悲喜こもごもの世界が展開するだろう。というのは、前回星を獲得したお店で、今回は星の数が減ったり、無くなったりするお店が出るのは必至だろう。自分が本の出版社と仮定すれば、それは明らかだろう。広島エリアのお店がほぼ同じなら、その地域の最新情報を求めている人にとってはミシュランを購入するメリットがないからだ。

 つまり、
前回星を獲得したり、掲載されていたお店でもかなりの数が消えることになるのではないか?万一私が出版社なら、少なくとも3分の1は変える。星を得て大喜びをしていたら、今度は一気に梯子を外される、という悲劇的なパターンも出てくるに違いない。

 2013年のミシュランの発売以前に私が訪れたことのあるお店で、前回星を得たお店もいくつかあった。多分星獲得のお店の4分の1から3分の1はあったろう。それらのお店で
「なぜあのお店が星を?」と感じたお店もある

 ましてや
単なる掲載店(ビブグルマン)には、店舗がオシャレ以外には、他のお店と比較して特別に違うところがない、と感じるお店も多く、「ミシュランはグルメ本の一つに過ぎない」との評価をする人もいる所以である。穿った見方をすれば、調査員が訪れることのできる店舗数には限りがあるので、「良いな」と感じたお店を掲載したのではないかさえ思われる。

 こういう表現をすると失礼だが、
運よく星を獲得したお店は、2013年以降、一種のバブル状態が生じていたのではないだろうか?人は運に恵まれるとそれがずっと続くような錯覚にとらわれることがある。そうなって欲しいとの願望が、そう思い込ませるのだろうか?

 星を獲得したお店では、値段を上げたり、昼営業を止めたお店もあるようだ。
2018年版で万一星がなくなったら、今度はどのように対応するのだろうか?また、新しく星を獲得したお店は、どのように対応するのだろうか?さらに消費者の反応はどうであろうか?

「ミシュラン四国版が出版されたら、このお店は必ず掲載される。ただ、質問されたら○○と答えるように」と私が店主に何度も言っていた、あのお店は星を獲得しただろうか?食べログとタイアップしているとの噂があるので、見落とされたかもしれない。

 
ミシュランの2018年版は飲食業界にかなり大きな影響を及ばすだろう私自身はミシュラン本は買う予定はない。なぜなら、ミシュランに決めてもらわなくても、遠くまで行って食べる価値があるかどうかは自分自身で決めることができるから…。

 
塾も全く同じで、世間の噂ではなく、保護者・生徒自身が自分の目で確かめて評価を下して欲しいものである。


2018年01月