小学校時代は、受験をしない限り明確な自分の位置づけが分かりません。学校の教師でも「自分の子がどの辺りにいるか知りたい」と思っている方もいるようです。学校の単元別テストでははっきりした位置づけが分からないのです。
要領の良い生徒は、単元別テストで「割り算の単元なら何も考えず割り算で」「掛け算の問題なら何も考えず掛け算で」しています。
そのため80点を切る生徒は少数派です。「80点以上取っているから安心」ではないのです。
淳風塾の入塾テスト結果でがくぜんとする方がいます。それは客観的な実力テストタイプの問題をした経験がほとんどないからです。
淳風塾では毎月実力テストを実施します。それによって現在の実力がはっきりりとわかります。
国語でも同じです。学校で使っている教科書から出題される単元別テストでは、本当の実力はわかりません。授業の内容を覚えてるかどうかで得点が左右されるのです。
個別指導と呼ばれる塾は、個人の速度に合わせるという名目の自習です。1人の講師が教室を回って質問に答えるという形式の授業です。1人に対して何分質問に答えることができるでしょうか?
塾側からすれば「答えを読む」or「答えを書き写す」だけの教師で良いので、ま
ともに問題が解けない教師でも使えます。つまり人件費が安くつくのです。悲しいことですが、実際に問題がまともに解けない塾教師も想像以上に多くいます。
生徒に質問されると、「今度一緒に考えよう」などと質問から逃げる教師もいる現実があります。他塾から淳風塾に移ってきた生徒がよく口にする愚痴です。。
中学生になったら頑張る!と考えている生徒・保護者は多いようです。それは決して間違っていません。しかし、一方では小学校の基礎が身についていなければ、中学校の内容が一気に吸収できるわけではありません。何事も基礎の上に成り立つように、勉強もまったく同じなのです。
分数の計算とか小数の計算ができない中学生は意外に多いのです。これでは数学ができるようになるはずもありません。それだけでなく、理科の計算問題もできないのは当然です。
さらに多いのは、問題が割り算を使うのか、掛け算を使うのか、足し算、引き算を使うのかが理解できていない生徒です。小学校時代の基礎の基礎ができていない生徒が高得点が取れるはずもありません。
「中学校に入ったら頑張る」は決して間違ってはいません。しかし、それは基礎だけは固めていないと「単なる願望」で終わるかもしれません。
淳風塾では独自の計算昇級試験と漢字昇級試験があります。中学校に入って、一気にダッシュするためには、基礎を固めておかなければなりません。算数、数学を構成する基礎は論理だけでなく、基本中の基本は計算なのです。
文章問題も一定の計算力があれば、答えを見通すことが可能な場合もあります。そのため淳風塾では一けたの足し算・引き算から小数、分数まで小学校で習うすべてをカバーした、独自の計算昇級試験(18級~1級)を実施しています。。
高校入試の漢字の読み書き問題の大半は、実は小学校時代に学んでいます。淳風塾では、小学校で覚えるべき漢字の読み書きを、独自の漢字昇級試験で覚えさせる仕組みを採用しています。
すべての基礎は小学校にあります。その基礎なくして伸びられるものではありません。それは中学校から入塾した生徒が痛いほど実感しています。